スポーツクライミングで愛媛出身の大政涼選手が、5月にパリオリンピック最終予選に出場します。県庁では23日に中村知事と面会し、早くも金メダル獲得を目指すと宣言しました。

大政涼選手(21)は松山出身で松山大学の4年生。高さ15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」という種目で、パリオリンピック出場を目指します。去年7月のワールドカップでは日本勢初の銅メダル。さらに去年9月には日本最速記録を叩き出すなど世界の舞台で着々と実力をつけてきました。

そして5月16日から中国、6月20日からハンガリーで行われる世界最終予選に臨み、2大会の合計ポイントが上位7位以内に入ると、パリオリンピック出場が決まります。

大政涼選手:
「(最終予選まで)あと1カ月もないぐらいなんですけど、タイムをより縮めることと、自分の登りの安定性をしっかり高めていきたい。オリンピック出場が自分の中では一番なんですけど、出るからにはメダルを目指して頑張っていきたい」

中村知事:
「何色ですか?」

大政選手:
「金です!」

自身初のオリンピックへ。若き21歳のクライマーが世界の頂へ挑みます。

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