ドイツ西部で23日夜、祭りの最中に、男が刃物で通行人らを次々と襲い、少なくとも3人が死亡しました。犯人の男は逃走中です。

　複数のドイツメディアによりますと、ドイツ西部のゾーリンゲン市で開催されていた祭りの会場で23日午後10時ごろ、刃物を持った男が、通行人を次々と刺しました。

　少なくとも3人が死亡し、3人が重体、3人が重傷だということです。

　犯人の男は、大通りに向かって逃走し、今も身柄を確保されていません。

　ドイツメディアの「ビルト紙」は、犯人の男について、「アラブ人に見えた」との目撃者の証言を伝えています。

　現場は、ゾーリンゲン市の中心部で、当時、市の創立650周年を祝う祭りが23日から3日間の予定で開催されていて、多くの人が集まっていました。

　警察は周辺の住民らに自宅にとどまり、市中心部に立ち入らないよう求めています。

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