アメリカ政府は23日、国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官が27日から中国を訪問し、高官協議を行うと発表しました。年内の米中首脳会談開催に向けた環境整備が行われるとの見方も出ています。

アメリカ政府の発表によると、サリバン補佐官は27日から29日まで中国を訪問し、中国高官と米中関係や国際情勢について、幅広く意見交換するとしています。

サリバン氏の訪中はバイデン政権の発足後、初めてです。

アメリカメディアは、サリバン氏は中国外交トップの王毅共産党政治局員兼外相と協議すると報じていて、台湾海峡情勢やウクライナ侵攻を続けるロシアの軍事産業への中国の支援、北朝鮮情勢など幅広い課題について話し合われるとしています。

また、年内のバイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談実施に向けた環境整備の意味合いもあるとしています。

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