20日から21日にかけて台風9号が韓国の南東部を襲い、被害が相次ぎました。

街の広い範囲で冠水が発生。
路上では車が完全に水に浸り、動けなくなっていました。

別の場所では、水しぶきをあげながら車が走行中、水が車内にまで入り故障してしまうケースも…。

さらに、商店街の店の屋根が強風で剥がれ落ちる事態にもなりました。

韓国南東部では、多いところで1時間に142mmの猛烈な雨が降り、車15台が水没しました。

泥水が引いた後の道路は真っ茶色に染まり、故障した車が残されたまま。
車の中も泥だらけの状態です。

現地メディアによると、大雨の被害をさらに大きくした原因は“排水溝のつまり”だといいます。

普段積もっていた土ぼこりが雨で粘土状の泥となり、排水溝をふさいだとみられています。

韓国南東部では、2週間前にも大雨によって車が水没するなど、同様の被害があったばかりだということです。

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