ガザ地区を巡る停戦交渉が再開されるなか、仲介国・アメリカのブリンケン国務長官は停戦に向けた働き掛けをするため、イスラエルのネタニヤフ首相と会談する予定です。

 ブリンケン国務長官は17日、ガザ地区での停戦と人質解放の交渉を進めるためイスラエルに向けて出発しました。

 一連の衝突が始まった去年10月以降、イスラエルに入るのは10回目となります。

 停戦交渉は、アメリカ、エジプト、カタールが仲介する形で、15日から再開されました。

 アメリカが、ハマスとイスラエル双方の溝を埋めるため新たな案を提案していて、21日にはエジプトの首都カイロで再び協議が開かれることになっています。

 それを前に、ブリンケン国務長官は19日にネタニヤフ首相と会談し、停戦の実現に向けた働きかけを強めるとみられています。

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