米商務省が16日発表した7月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より6・8%減の123万8千戸だった。マイナスは2カ月ぶりで、市場予想の133万戸程度を大きく下回った。

 主力の一戸建てが14・1%減の85万1千戸だった。集合住宅は引き続き堅調だった。全体の着工件数の前年同月比は16・0%減だった。

 地域別でみると、北東部が前月比42・6%増と大きく伸びたが、最大市場の南部が13・6%減ったほか、西部は12・0%減、中西部も1・7%減だった。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は4・0%減の139万6千戸で、市場予想を下回った。(共同)

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