イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザの死者が4万人に迫る中、アメリカなどが仲介する停戦協議が15日に再開できるかが注目されています。

停戦協議はアメリカなどの呼びかけにより、カタールの首都・ドーハで15日に予定されていて、イスラエルは代表団を派遣するとしていますが、ハマスは協議に参加しないことを示唆していて、直接の協議が行われるかは不透明な状況です。

また、ハマスが求めている恒久的な停戦について、イスラエルは受け入れないとしていることから、合意へは依然、隔たりが大きいままです。

ロイター通信は、イランの高官の話として、交渉が失敗に終わる、もしくはイスラエル側が交渉を長引かせようとした場合は攻撃に踏み切る方針だと報じていて、緊張が高まっています。

ガザ地区では2023年10月の戦闘開始以降、戦闘による犠牲者が4万人に迫っていて、国連は「ガザの人には逃げ場がない」と一刻も早い停戦の必要性を訴えています。

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