岸田総理が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、フランスやドイツのメディアの反応です。

ドイツ第一公共放送ARDは、岸田総理の総裁選不出馬について驚きをもって伝えるとともに、岸田総理の実績として「中国の覇権争いと北朝鮮の脅威に対応するため、安全保障戦略を歴史的に変更し、大規模な軍備増強を決定した」と紹介しました。

総裁選不出馬の背景については、インフレや自民党の派閥の裏金問題による支持率低下とともに「地方選挙での敗北も岸田総理の影響力を低下させた」と報じました。

また、フランスの有力紙ルモンドは、岸田総理について「カリスマ性はないものの、合意形成を重んじる人物だった」と評し、「彼に代わる明確なリーダーはおらず、後継者争いは不確実だ」としています。

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