ドイツ・グラモフォンの社長(右)らと専属契約を発表したピアニストの辻井伸行さん(中央)=22日、東京都港区(ⓒRyota Mori)

国際的に活躍するピアニストの辻井伸行さん(35)が、日本人ピアニストとして初めて、クラシック音楽の名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」と専属契約を結んだと22日、発表した。

先天的に目が不自由な辻井さんは2009年の米バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝、国内外で演奏活動をしている。辻井さんは「ドイツ・グラモフォンの録音は、子どもの頃からよく聴いています。世界中のより多くの人たちに演奏を聴いてもらえることを非常にうれしく思います」とコメントした。

ドイツ・グラモフォンは、100年以上の歴史がある世界最古のクラシック専門レーベル。指揮者のカラヤンや小澤征爾さんらの作品をリリースするなど音楽界をリードしている。

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