今回のパリオリンピック™では、ロシアによるウクライナ侵攻で命を絶たれ、出場の夢を叶えられなかった選手たちがAIによって蘇る動画が紹介されました。

AIで蘇ったボクシング選手 マクシム・ハリニチェウさん
「10歳の頃から、私の最大の夢はウクライナ代表としてオリンピックに出場することだった。だが、私はロシアの侵略から愛する者たちを守るためにキャリアを中断せざるを得なかった。ボクシングは(ロシアに)勝利したあとに実現すると、彼ら(家族など)に伝えていた。でも、その夢は叶えられない。私は国を守るために死んだのだから」

大手広告会社とウクライナ政府によるこのキャンペーン動画。ロシアの侵攻で命を落としたウクライナの6人のアスリートが、最新のAI(人工知能)技術によって蘇りました。いずれもオリンピック出場経験があったり、パリ大会への出場が有力視されたりしていた選手でした。

ボクシングのハリニチェウ選手は、ユースオリンピックで銀メダルを獲得した有望選手でしたが、志願兵として22歳で命を落としました。

この動画は、大会期間中に選手村で行われたイベントで披露されたということです。

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