8月12日、イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、ネタニヤフ首相とガラント国防相の対立が先鋭化している。テルアビブで2023年10月、代表撮影(2024年 ロイター)

イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、ネタニヤフ首相とガラント国防相の対立が先鋭化している。

地元メディアによるとガラント氏は、ガザにおいてイスラム組織ハマスに対する完全な勝利を目指すというネタニヤフ氏の方針を「無意味だ」と切り捨てた。


 

これに対して首相府は12日に発表した声明でガラント氏を批判。「ガラント氏が反イスラエルの言説を採用し、人質解放交渉で合意に至るチャンスを阻害している」と述べた。

首相府は、イスラエルの戦争は引き続き完全な勝利を追求し、ハマスを壊滅させて残る人質を解放すると強調した上で、それがネタニヤフ氏のはっきりした指示であり、ガラント氏を含めた閣僚全員が従わなければならないと付け加えた。



[ロイター]


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