旧日本兵から性的暴行を受けたとする中国人の元慰安婦の遺族らが日本政府に謝罪と賠償を求め、中国の裁判所に訴状を提出しました。

中国で訴状を提出したのは、すでに死去している元慰安婦18人の遺族らで、日本政府に謝罪と1人あたり日本円でおよそ4200万円の賠償を求めています。

遺族らが日本で起こした訴訟は敗訴していますが、韓国国内で日本政府に賠償を命じる判決が確定したことを受け、今回、訴えに踏み切ったものです。

中国メディアによると、国内で日本政府を訴える動きは初めてで、裁判所が受理するかが焦点ですが、判断には1か月ほどかかる見通しです。

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