ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアへの大規模な越境攻撃がウクライナ軍によるものだと初めて認め、「必要な圧力だ」と強調しました。

8月6日から戦闘が続くロシア西部クルスク州では10日、ミサイルの破片が集合住宅を直撃し、13人が負傷したほか、国境地帯から7万6000人以上が避難するなど混乱が続いています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、越境攻撃がウクライナ軍によるものだと初めて認め、「戦線を侵略者の領内に押し込んでいる」と強調しました。

一方、ロシアの攻撃も続いていて、ウクライナの首都キーウ近郊では、ミサイルの破片が住宅に落下し、35歳の男性と4歳の息子の2人が死亡しました。

ゼレンスキー大統領は、北朝鮮製のミサイルが使われたと非難しています。

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