20日、ワシントンの米国務省で記者会見するブリンケン国務長官(ゲッティ=共同)

ブリンケン米国務長官は21日、イスラエルのガラント国防相や戦時内閣に加わっているガンツ元国防相と相次いで電話会談した。国務省によると、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの即時停戦の必要性を協議。パレスチナ自治区ガザへの人道支援物資搬入や、民間人の被害を最小限に抑える措置についても意見交換した。

米ニュースサイト、アクシオスは、ガンツ氏がブリンケン氏に対し、イスラエル軍の部隊に近く制裁を科すとの米政府の方針を再考するよう求めたと報じた。制裁はイスラエルが占領するヨルダン川西岸でのパレスチナ人に対する人権侵害が理由。イスラエル側は反発している。(共同)

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