パリオリンピックレスリングで愛媛県今治市出身の曽我部京太郎選手が７日、グレコローマンスタイルに登場しましたが、無念の初戦敗退となりました。
初めてのオリンピックに挑む今治市出身の曽我部京太郎選手。試合前のウォーミングアップから気合の入った表情を見せます。パリの会場には家族の姿も晴れ舞台に立つ曽我部選手を声援でサポートします。
母・恵さん、姉・小雪さん：
「とても緊張してます。自分のスタイルを貫いて攻めて攻めて攻めまくってほしい」
地元・今治市でも熱い応援が今治市民会館には、レスリング関係者や市民など約２００人が集まりパブリックビューイングが行われました。心を一つに、気持ちをパリへ届けます。
今治少年クラブの仲間の女性：
（Ｑ．どんな試合になればいい？）
「やっぱ京太郎が得意とする前に出るレスリングを精一杯やって欲しいです」
今治少年クラブの仲間の男性：
「最初から京ちゃんのペースで持って行って前半で畳み掛けて行ったら勝てると思います」
今治少年レスリングクラブ指導者・土居克也さん：
「ああもう相当ドキドキしてます。でも一番ドキドキしてるのは曽我部選手だと思うので、みんなで応援して気持ちが届けばいいなと思います」
今治少年クラブの子供たちのエール：
「京太郎先輩、頑張れ！」
グレコローマンスタイル６７キロ級に出場した曽我部京太郎選手。
１回戦の相手は去年の世界チャンピオンで東京オリンピックの６０キロ級でも金メダルを取った強豪キューバのオルタサンチェスです。前に出て圧力をかけたい曽我部選手は序盤、落ち着いた組み手争いを見せます。しかし、試合巧者の相手に続けて場外に押し出されて得点を許します。さらにこのあと寝技の攻防で立て続けに回転させられリードを広げられます。
曽我部選手は最後まで持ち味を出せず、８点差がついた時点で試合終了となるテクニカルスペリオリティで悔しい初戦敗退となりました。
今治少年クラブの仲間の女性：
「ちょっと悔しいですね。」
今治少年クラブの仲間の男性：
「いやあ、ものすごい悔しい展開でしたね」
今治西高レスリング部員：
「本人は納得のいかない結果かも知れないんですけどとてもカッコよかったです」
今治少年レスリングクラブ指導者・土居克也さん：
「土居さん悔しいのは曽我部選手だと思うんでまた帰ってきたら労ってあげたい」
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