韓国軍は北朝鮮が22日午後、日本海に向けて弾道ミサイルとみられるものを発射したと発表しました。

 韓国軍によりますと、北朝鮮は午後3時1分ごろ、首都・平壌一帯から日本海へ向けて短距離弾道ミサイルとみられるもの数発を発射したということです。

 また、発射されたミサイルおよそ300キロ飛行し、日本海上に落下したということです。

 北朝鮮は2日にも新型の固体燃料式中長距離極超音速ミサイル「火星16」を日本海に向けて発射したほか、19日にも黄海上で戦略巡航ミサイルと新型対空ミサイルの発射実験を行っています。

 朝鮮半島では去年11月の北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げ以降、緊張が高まっていて、韓国の申源シク(シン・ウォンシク)国防相は北朝鮮が今月中にも再び軍事偵察衛星の打ち上げを行う可能性があると指摘しています。

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