イランの最高指導者は21日、軍幹部と会合を行ったが、イスラエルがイランに行ったとされる報復攻撃には言及しなかった。
さらなる反撃を行う考えはないことを示唆しているとみられる。

イラン国営テレビによると、最高指導者ハメネイ師は21日、軍の司令官らとの会合で、4月13日から14日にかけてイスラエルに行った攻撃について、「イランの能力を示し、世界にイラン国民の意志の強さを証明した」と称賛した。

一方で、イスラエルが19日にイランに行ったとされる報復攻撃については言及しなかったことから、さらなる反撃を行う考えはないことを示唆しているとみられる。

ただ、隣国イラクでは20日、イランの支援を受ける民兵組織の基地で爆発が起き、1人が死亡していて、中東情勢の緊張が続いている。

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