2023年11月に起きたオスプレイ墜落事故の調査報告書が公表されました。
原因は、機体の故障と判断ミスでした。

アメリカ空軍は1日、鹿児島・屋久島沖で墜落したアメリカ空軍の輸送機オスプレイの事故に関する調査報告書を公表しました。

事故の原因については、機体の左側にあるギアボックスの故障を示す警告が、複数回出ていたにも関わらず、操縦士が速やかに着陸せず、飛行を続けた判断ミスが事故につながったとしています。

この事故では、乗員8人全員が死亡し、アメリカ軍と自衛隊はオスプレイの飛行を約3カ月間停止する措置を取りましたが、2024年3月に飛行を再開しています。

木原防衛相:
事故原因に対応した各種の安全対策の措置を講じることで、同様の事故を予防対処することが可能であり、これまでも安全に飛行を行っている

閣議後の記者会見で、木原防衛相は「オスプレイの安全性には問題ない」と改めて強調した上で、「地元に配慮し、最大限の対策を取るように日米で協力していく」と述べました。

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