ヨルダン川西岸ヘブロンで、銃口をパレスチナ人に向けて威嚇するイスラエル軍兵士(左)(共同)

米ニュースサイト、アクシオスは20日、米政府がイスラエル軍の部隊に近く制裁を科す方針だと報じた。イスラエルが占領するヨルダン川西岸でのパレスチナ人に対する人権侵害が理由。米政府がイスラエル軍部隊に制裁を科すのは初めてとなる。イスラエルは反発している。

制裁対象と報じられたのは「ネツァ・イェフダ大隊」で、ユダヤ教超正統派の男性で構成される。制裁が発動されると、米国の軍事支援や訓練を受けられなくなる。

西岸では、ユダヤ人入植者によるパレスチナ人への暴力が激化。放火や殺人が頻繁に起きており、イスラエル軍部隊がこうした過激な入植者を護衛するケースも多い。(共同)

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