北朝鮮北部で記録的な大雨により大規模な浸水被害が発生したことを受け、金正恩総書記は緊急会議を開き復旧対策を指示しました。

屋根まで水につかった建物のそばを進むゴムボート。乗っているのは険しい表情の金総書記です。

朝鮮中央テレビは、27日の大雨で4100世帯あまりの住宅が浸水した北部・平安北道の被災地を金総書記が視察したと伝え映像を公開しました。

金総書記は視察後30日までの2日間に渡り、現地に停めた特別列車の中で朝鮮労働党の政治局緊急拡大会議を開き、被災者の住宅や堤防の建設を早急に行うよう指示したということです。

また、危機対応時の指揮系統がまともに機能せず人命被害が発生したと叱責し、日本の警察庁長官に当たる社会安全相を更迭したと報じています。

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