パリオリンピックは28日、フェンシング・男子エペの個人戦が行われ、越前市出身の見延和靖選手が登場しました。しかし、初戦は突破したものの3回戦で敗れベスト16での敗退となりました。見延選手の地元・越前市では、パブリックビューイングが開かれ大きな声援が送られました。
      
パリオリンピックフェンシング・男子エペの個人戦、世界ランキング11位の見延和靖選手は2回戦から登場しました。
 
見延選手のふるさと越前市では、初戦の2回戦、配信映像を見ながらのパブリックビューイングに市民ら約60人が声援を送りました。
 
会場では、ロンドン、リオ、東京と3大会連続でオリンピック出場経験がある佐藤希望選手が解説を務めました。
 
相手は、エジプトのムハンマド・ヤセエン選手。試合は、序盤から一進一退の攻防が続き、延長戦の末9-8で勝利を収めました。見延選手は「始めは苦戦したが、後半はタイミングと戦術をつかんで、3セット目で何とかギリギリ勝つことができた。最高ですね!前回は無観客だったし、今回は日本から家族が見来ていてすごい力になるし、やっていて楽しい」と話しました。
 
その後、行われた3回戦は、開催国フランスのヤニック・ボレル選手と対戦。しかし、この試合は惜しくも11対15で敗れ、3回戦敗退となりました
 
見延選手は「本番は団体戦だと思うので、組み立てなおしてリカバリーして団体戦にピークを持ってこられるように、日本中をエペでジーンと感動させられるように頑張っていきたい」と、8月2日からの団体戦でのリベンジを誓いました。
        

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