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ホンダは19日、ブラジルで2030年までに42億レアル(約1200億円)を投資する計画を発表した。エタノールなどのアルコール燃料でも走れる「フレックス燃料車」のハイブリッド車(HV)を投入する。

サンパウロ州内にある工場の生産量拡大を目指す。現在の従業員約3500人に、約1700人を追加する。ブラジル政府は、ルラ大統領が今回の投資計画を歓迎しているとの声明を出した。

ブラジルではサトウキビなどからつくられる「バイオエタノール」を燃料にしても走行できるフレックス燃料車が普及している。

ブラジル政府は自動車産業の投資促進を重要政策として位置付けており、自動車各社による投資拡大の発表が相次いでいる。日産自動車が昨年11月、トヨタ自動車も今年3月に計画を発表した。(共同)

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