過去の人権侵害などを審議するブラジル政府の恩赦委員会は25日、第二次世界大戦で日系移民に対し行われた強制退去などの迫害について謝罪しました。迫害についてブラジル政府が公式に謝罪するのは今回が初めてです。

ブラジルには現在約270万人の日系人が暮らしていますが、第二次世界大戦中の1943年に約6500人の日系移民がスパイ通報の容疑で強制退去を命じられたほか、戦後にも約170人が刑務所に収容されていました。

名誉回復のため、補償を伴わない謝罪をブラジル沖縄県人会などが求めていました。

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