世界的な猛暑が続くなか、国連のグテーレス事務総長は「地球はより暑く、誰にとっても危険な場所になっている」などと警告し、猛暑の危険にさらされている労働者の人権保護を訴えました。

国連 グテーレス事務総長
「事実を直視しよう。極端な気温はもはや1日、1週間、1か月というレベルの現象ではない」

世界の平均気温が22日に観測史上最も高くなったことを受け、国連のグテーレス事務総長は「地球はより暑く、誰にとっても危険な場所になっている」と警告しました。

また、「猛暑は年間およそ50万人の命を奪っていると推定されている」としたうえで、「国際労働機関の新しい報告書によれば、世界の労働者の70%以上が猛暑の危険にさらされている」などと指摘し、「労働者の人権保護が必要だ」と訴えました。

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