レオニード・ボルコフ氏=2021年12月、フランス・ストラスブール(AP=共同)

ロシアの刑務所で2月に急死した反体制派指導者ナワリヌイ氏の側近、ボルコフ氏が3月にバルト三国リトアニアで襲撃された事件で、リトアニアとポーランドの捜査当局は今月19日までに、襲撃を実行した疑いでポーランド国籍の容疑者の男2人を拘束した。ロイター通信が伝えた。

ポーランドのトゥスク首相は19日、実行犯2人に襲撃を指示した疑いで、ロシアの同盟国ベラルーシ国籍の容疑者も拘束されたとX(旧ツイッター)で明らかにした。

ボルコフ氏は19日、Xで容疑者の拘束に謝意を表明。ナワリヌイ氏を敵視してきたプーチン露政権が事件に関与している疑いがあるとした。

事件は3月12日、ボルコフ氏が滞在していたリトアニアで発生。ボルコフ氏は負傷し、一時入院した。

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