アメリカのバイデン大統領は、国民に向けて演説を行い、大統領選から撤退を決断した理由を説明しました。

ワシントンから、FNNワシントン支局・千田淳一支局長が中継でお伝えします。

バイデン大統領は、大統領執務室で行った演説に家族も同席させ、選挙戦からの撤退の悔しさもにじませました。

バイデン大統領:
民主主義を守ることは、どんな肩書きよりも重要だ。新しい世代にバトンを渡すのが最善の策だと決めた。

バイデン氏は演説で名指しを避けたものの、トランプ氏を批判する代名詞として使っていた「独裁者」などの言葉を強調し、トランプ氏への対決姿勢を示しました。

また、2025年1月の任期を全うし、物価高対策などに全力を尽くすと訴えました。

一方、トランプ氏はSNSで早速反応し「演説は、辛うじて理解できる程度だった。バイデンとハリスはアメリカにとって大きな恥だ」と批判しました。

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