欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は7月22日の気温が観測史上最高となり、前日の記録を塗り替えたと発表した。写真はスペイン・グラナダで同日撮影(2024年 ロイター/Jon Nazca)
欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は22日の気温が観測史上最高となり、前日の記録を塗り替えたと発表した。
世界の地表の平均気温は速報値で17.15度と、前日の記録を0.06度上回った。
独ライプチヒ大学の気候学者カルステン・ハウスタイン氏は「(22日は)世界平均気温の絶対値として最高記録を打ち立てたかもしれない」と述べ、過去数万年で気温が最も高かった可能性があると指摘した。
エルニーニョ現象の影響がない中で記録が更新されたのは「注目に値する」と語った。
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