無印良品が韓国・ソウルの旗艦店である新村(シンチョン)店を今月末で閉店させることがJNNの取材で分かりました。

韓国でも人気の無印良品が旗艦店として新村店をオープンさせたのは2018年でした。

店舗のある新村は学生街としてソウル屈指の賑わいを見せていましたが、最近は人気を弘大(ホンデ)など他のエリアにとられ、新村店は赤字に陥っていたということです。一方、無印良品の韓国事業をめぐっては2019年に起きた日本製品に対する不買運動の影響などで営業赤字が4期続いていましたが、去年は黒字に転換させています。

関係者によりますと、事業を成長軌道に乗せるため人口が集中する郊外など「他の地域での出店に注力するため新村店の閉店を決断した」ということです。

新村店は今月31日をもって閉店し、同じ建物内にあった本社機能は11月ごろにソウル駅周辺に移す予定で、韓国でのさらなる事業拡大を目指します。

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