米ホワイトハウスは22日、新型コロナウイルスに感染したため自主隔離を続けているバイデン大統領の最新の診断結果を公表した。主治医は診断書で「症状はほぼ完全になくなった」などと回復ぶりを示した。
バイデン氏は17日に感染が判明し、地元である東部デラウェア州で自主隔離しながら執務を続けている。今回の診断書には、脈拍▽血圧▽呼吸数▽体温――は「全く正常なまま」、酸素飽和度は「引き続き良好」、肺は「きれいな状態のまま」と明記されている。
バイデン氏は21日、大統領選からの撤退を表明する声明文を「X」(ツイッター)に投稿。この際、今回の決断について「詳細は今週後半に国民に話す」としていた。しかし、ホワイトハウスはバイデン氏がいつホワイトハウスに戻るかを公表していない。【ワシントン西田進一郎】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。