7月21日、バイデン氏は米大統領選挙から撤退する意向を表明した。各国首脳らの主な反応をまとめた。ラスベガスで16日撮影(2024年 ロイター/Tom Brenner)

バイデン氏は21日、米大統領選挙から撤退する意向を表明した。各国首脳らの主な反応は以下の通り。

カナダのトルドー首相

バイデン大統領とは長い付き合いだ。彼は偉大な人物であり、彼の行動は全て自身の国への愛によって導かれている。大統領として彼はカナダ人のパートナーであり、真の友人だ。バイデン大統領とファーストレディに感謝したい。


 

ドイツのショルツ首相

xを通じ「ジョー・バイデン氏は自身の国のため、欧州のため、世界のために大きなことを成し遂げた」と投稿。

「彼のおかげで大西洋を越えた協力関係は緊密であり、北大西洋条約機構(NATO)は強固で、米国はわれわれにとって信頼できる良きパートナーだ。再出馬を断念した彼の決断は評価に値する」。

英国のスターマー首相

声明文で「バイデン大統領の決断を尊重し、残りの任期中に共に働けることを楽しみにしている」と表明。

「バイデン大統領はその素晴らしいキャリアを通じてそうしてきたように、米国民の最善の利益になると信じていることに基づいて決断したのだろう」。

イスラエルのガラント国防相

長年にわたるイスラエルへの揺るぎない支援についてバイデン大統領に謝意を示したい。特に戦争中、あなたの確固とした支援はかけがえのないものになっている。あなたのリーダーシップと友情にわれわれは感謝している。

ロシア大統領府のペスコフ報道官

ニュースメディア「SHOT」に対し「米大統領選はまだ4カ月先であり、多くのことが変わり得る長い期間だ。われわれは辛抱強く、何が起こるか注意深く見守る必要がある。われわれにとって優先すべきは(ウクライナにおける)『特別軍事作戦』だ」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領

xを通じ「本日の厳しいながら力強い決断をわれわれは尊重する」と投稿。

「ウクライナの自由のための戦いに対するバイデン大統領の揺るぎない支援に感謝している。そうした支援は米国における超党派の力強い支援とともに引き続き不可欠だ」。



[ロイター]


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