アメリカ大統領選からの撤退を求める圧力が強まっていたバイデン大統領が声明を出し、選挙戦から撤退する考えを表明しました。

バイデン大統領は日本時間の22日午前3時ごろ、SNSで声明を発表し、「再選を目指す意向ではあったが、退任し、残りの任期は大統領としての職務を全うすることのみに専念することが、わが党と国にとって最善の利益であると信じている」として、選挙戦からの撤退を表明しました。

そのうえで、後任の候補者として、ハリス副大統領を支持する考えを明らかにしました。

バイデン大統領は6月の討論会で精彩を欠き、民主党内で交代を求める声が強まっていました。

再選を目指す現職大統領が撤退に追い込まれるのは、ジョンソン大統領以来、56年ぶりです。

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