ロシア軍の超音速戦略爆撃機ツポレフ22M3=2022年9月、ロシア極東沿海地方(ロシア国防省提供・タス=共同)

ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は19日、同国軍の防空部隊がロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ22M3」を撃墜したと発表した。オレシチュク氏によると、同機の撃墜はロシアによるウクライナ全面侵攻後で初めて。オレシチュク氏はウクライナ各地の都市に対するミサイル攻撃の一翼を、同機が担っていたと指摘した。

ウクライナ国防省情報総局高官のユソフ氏は、撃墜場所がウクライナ国境から約300キロ離れた露領内だったと明らかにした。ウクライナメディアが伝えた。

一方、タス通信によると、露国防省は同日、ウクライナ国境に近い南部スタブロポリ地方で、戦闘任務を完了して基地に帰投中だったツポレフ22M3が「技術的故障」により墜落したと発表した。少なくとも乗員1人の死亡が確認されたという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。