韓国に亡命した北朝鮮の外交官が、金正恩総書記について「ただの平凡な人間だ」と印象を語りました。

韓国に亡命したのは、キューバにある北朝鮮大使館で政治担当参事を務めていた、リ・イルギュ氏で、韓国の大手紙「朝鮮日報」がインタビューを掲載しました。

リ氏は、「北朝鮮の体制に嫌気がさし、脱北を考えるようになった」としています。

また、リ氏は金総書記と一緒にお茶を飲んだこともあるということで、「向かい合って座るとただの平凡な人間で、近くで見ると、血圧がとても高いと思った。いつも顔が酒を飲んだように真っ赤だった」と印象を語りました。

金総書記が、ジュエ氏とみられる娘を「姫」と呼ぶなど、溺愛ぶりを伝えた一方で、後継者説については「絶対権威、絶対崇拝を受けるための神秘性がない」として、「個人的には難しいと思う」と述べています。

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