最新情報と今後の影響について、ワシントンから中継です。

今回の事態を受けて、バイデン大統領は週末の休暇先で急きょ、報道対応を行いました。

バイデン大統領
「アメリカでこうした暴力は許されない。酷いことだ。ドナルドに電話で話ができたら、みなさんにも伝えるが、今のところ、彼は元気なようだ」

バイデン大統領は、珍しくトランプ氏を「ドナルド」と呼んで体調を気遣ったほか、事件を強く非難しました。バイデン氏は予定を変更して、この後、ホワイトハウスへと戻るということです。

今後への影響ですが、来週には、共和党の全国党大会が開かれる予定で、トランプ氏はここで大統領候補としての指名を受け、演説を行う予定です。

けがの影響が心配されますが、トランプ陣営は先ほど、予定通り出席する意向を示しました。

また、党大会では、共和党内の一部に「反トランプ」の声がある中で、政権打倒に向けて一枚岩になれるかが注目されていますが、今回の事件を受けて、トランプ氏を支えようという声が一気に高まる可能性があります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。