トランプ前大統領が銃撃された事件を受けて記者会見するバイデン大統領=米東部デラウェア州で7月13日、AP

 バイデン米大統領は13日、トランプ前大統領が銃撃されたことを受けて記者会見し「米国にこのような暴力が存在する余地はない。断じて許されないことだ」と批判した。トランプ氏は無事で、医師の診断の下で経過も良好との報告を受けていると説明した。事件の全容解明に向けて、徹底調査する考えを強調した。

 バイデン氏は東部デラウェア州で短時間の会見を急きょ開いた。暗殺を企てた襲撃か否かとの質問に対し「見解は持っている。だが、(それを証明する)ファクトはない」と述べた。「電話がつながれば、すぐにでも彼と話すつもりだ」と述べ、トランプ氏に連絡をとろうとしていることも明かした。【ワシントン大久保渉】

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