アメリカのバイデン大統領は11日、ウクライナのゼレンスキー大統領と首都ワシントンで会談し、新たに2億2500万ドル=日本円で約355億円の軍事支援を表明しました。

バイデン大統領は会談で「私たちは現在そして将来にわたって、ウクライナとともにあることを世界に示す」と述べ、両首脳はロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援について、協議を行いました。

その上で、バイデン氏は、「ウクライナは必ず勝利する」と強調し、防空ミサイルシステムや高機動ロケット砲システム「ハイマース」の弾薬などを含む、新たに約355億円の軍事支援を表明しました。

これに対してゼレンスキー氏は、支援に謝意を示した上で、「一刻も早く平和を取り戻さなければならない」と述べています。

またゼレンスキー氏はアメリカが供与している兵器の使用制限の解除も要請しています。

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