国連は11日、2024年版の世界人口推計報告書を公表し、今世紀中に世界人口が減少に転じるとの予測を明らかにした。24年に約82億人の世界人口は、80年代半ばに約103億人に増えてピークを迎えた後、徐々に減少して2100年には約102億人になると推計した。
国連の2022年版の報告書では、80年代に約104億人でピークを迎え、2100年まで横ばいになると見込んでいた。予想以上の出生率低下が下方修正の主な理由という。
2024年版の報告書では中国の人口減少が際立ち、24年の約14億2000万人から2100年には約6億3000万人と半数以下になると予測した。(共同)
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