ミャンマーでコメの販売価格を巡り拘束されていた日本人男性が起訴され、12日に裁判が開かれます。

 流通大手「イオン」の現地法人幹部・笠松洋さん(53)は、規定より高い価格でコメを販売したとして、先月、ミャンマー当局に拘束されました。

 最大都市ヤンゴンにある警察署で取り調べを受けていましたが、現地の日本大使館によりますと、11日付で起訴されたということです。

 健康状態に問題はないとしています。

 国軍情報筋によりますと、笠松さんの裁判は12日に開かれる予定です。

 最長で3年の禁錮刑が言い渡される可能性があり、拘束が長期化する恐れもあります。

 日本大使館は現地当局に対し、引き続き笠松さんの早期釈放を求めています。

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