バンク・オブ・アメリカ(BofA)が10日発表したリポートによると、1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」の米国の若者は、物価高や生活費増大からの重圧を巡る苦しみが増大している様子が浮き彫りになった。ニューヨークで6月18日撮影(2024年 ロイター/Maye-E Wong)

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が10日発表したリポートによると、1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」の米国の若者は、物価高や生活費増大からの重圧を巡る苦しみが増大している様子が浮き彫りになった。

調査対象者は18歳から27歳の1091人で、4月と5月に聞き取りが行われた。

全体の46%は親から金銭的支援を受け、退職時に向けた貯蓄を準備していないと回答。半数は、向こう5年で家を買える状態にはないと述べた。

また67%は、外食費カットや家計の切り詰め、娯楽のための外出の手控え、より安い店での買い物など、出費を抑えるために生活スタイルを変えたという。

3カ月分の出費をカバーするだけの蓄えがないと答えた割合も57%に上った。



[ロイター]


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