アメリカ・ワシントンでNATO=北大西洋条約機構の首脳会議が始まり、バイデン大統領は、ロシアの侵攻を止めるためにウクライナを支援する重要性を改めて訴えました。

アメリカ バイデン大統領
「プーチンがウクライナで止まらないのを知っている。だが、間違ってはならない。ウクライナはプーチンを止められるし、止めるのだ」

NATO創設75年を祝うイベントでバイデン大統領はこのように強調したうえで、ドイツなどとともにウクライナに対し、防空システム5基を追加供与すると発表しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「プーチンがあとどれくらい持ちこたえるのか。その答えは、ここワシントンにあります」

一方、NATO首脳会議に参加するためワシントン入りしているウクライナのゼレンスキー大統領は、「NATOによる強力な決定を心待ちにしている」と述べ、さらなる支援に期待を示しました。

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