靖国神社の石柱が落書きされた事件で、警視庁公安部はスプレー購入役の中国籍の男を逮捕しました。一方、落書きした指名手配中の男は「出頭しない」と主張しています。

北京の公園で夕方、JNNの取材に応じた董光明容疑者。

先月1日、東京・千代田区の靖国神社の石柱に赤いスプレーで「トイレ」と落書きした疑いで、警視庁公安部から指名手配をされています。

記者が出頭を促すと…

董光明容疑者
「出頭しないし、後悔もない、怖くもない」

さらに、董容疑者は容疑を認めた上で、動機について、福島第一原発の処理水の海洋放出に抗議するためと改めて主張。場合によっては再び日本に行き抗議を行うとしました。

董光明容疑者
「もし日本が中国や世界の人々の利益をひどく損なうことがあるなら、また日本に行く」

また、この事件ではスプレー購入役で中国籍の姜卓君容疑者(29)も逮捕されていますが、董容疑者は姜容疑者について「ネットで知り合った日本の案内役で、落書きする計画は知らせていなかった」と主張しています。

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