中国で自動運転タクシーが最も普及している武漢市で、自動運転タクシーと電動バイクが衝突する事故が起きました。

 中国メディアによりますと、7日午後、武漢市中心部の交差点でIT大手「百度」が手掛ける完全無人の自動運転タクシーが左折しようとしたところ電動バイクと衝突し、電動バイクを運転していた男性が軽いけがをしました。タクシーに乗客はいませんでした。

 警察は事故の原因を明らかにしていませんが、中国メディアは「電動バイクが赤信号を無視して直進してきた」という百度の主張を報じています。

 百度の自動運転タクシーは、武漢市内でおよそ1500台が稼働しています。

 車の無人運転が急速に普及する中国では、事故の際の法整備が課題となっています。

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