北京を訪問しているハンガリーのオルバン首相は中国の習近平国家主席と会談し、ウクライナ情勢などについて話し合いました。

ヨーロッパ連合の議長国を務めるハンガリーのオルバン首相は、8日、北京で習主席と会談しました。

この中でオルバン首相は、7月、ウクライナとロシアを訪問したことを説明した上で、「ウクライナ紛争に関する、中国の積極的な姿勢を高く評価する」などと述べました。

これに対して、習主席は「中国は独自の方法で平和と対話を積極的に推進し、平和的解決のためになる、あらゆる努力を奨励し支持してきた」と強調しました。

中国はウクライナ情勢について、これまでロシアに配慮した独自提案を示しており、ハンガリーとの関係強化をてこに、欧米諸国の連携を分断する狙いがあるとみられます。

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