北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹、与正(ヨジョン)氏は、韓国軍が再開した軍事演習について「明白な挑発行為」だと批判する談話を発表しました。

8日付の労働新聞で、与正氏は、韓国軍が南北の軍事境界線付近で実弾を用いた射撃訓練を再開したことなどについて「明白な挑発行為」だと批判したうえで、宣戦布告となる行動があった場合は、武力を行使すると警告しています。

6月下旬に日米韓3カ国で行った合同演習についても批判し、朝鮮半島が「爆発寸前だ」と強調したほか、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が情勢不安をあおっていると批判しています。

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