イランで大統領選挙の決選投票が始まりました。欧米との対話に前向きな改革派と保守強硬派の候補による一騎打ちです。

 決選投票は改革派のペゼシュキアン氏と、ライシ政権と同じ保守強硬派のジャリリ氏が争っていて、結果は今後の外交方針などに影響を与えるとみられます。

 投票は日本時間5日午後1時半から始まり、選挙本部によると、午後5時の時点で1回目より200万人多い1400万人以上が投票したとしています。

 6日にも大勢が判明する見通しです。

 イランの大統領選挙は、5月にライシ大統領がヘリコプターの墜落事故で亡くなったことを受けて実施され、6月28日の1回目の投票では、過半数の票を得た候補がいなかったため、上位2人による決選投票となっていました。

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