中国とインドが外相会談を行い、両国の国境が定まっておらず断続的に衝突が起きている係争地の問題解決に向けて早期に協議を行うことで一致しました。

中国外務省によりますと、中国の王毅政治局員兼外相とインドのジャイシャンカル外相は、上海協力機構の首脳会議が開かれていたカザフスタンで4日、会談しました。

両国の国境が定まっていない係争地では衝突が断続的に起きていて、2020年には双方に死傷者も出ています。

会談で、王外相は「仲良くするための正しい道を探っていきたい」と述べ、両国関係の安定化を図りたい考えを示し、双方は国境の係争地について問題解決に向けて早期に協議を行うことで一致したとしています。

また、会談で、王外相は欧米を念頭に「中国とインドは共に手を携え、一方的ないじめに反対し、陣営対立に抵抗しなければならない」と述べました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。