今から約30年前100万人が死亡したとされるアフリカ・ルワンダの内戦を生き延びた女性が大町町の児童を前に講演し、命の大切さや日常の大切さを訴えました。

【永遠瑠さん】
「命を大切にしながら毎日毎日勉強しましょうね」

講演したのはアフリカのルワンダ出身で現在、福島県に暮らす永遠瑠マリールイズさんで、大町ひじり学園の児童約250人を前に「命」をテーマに講演しました。

「命あったら学んだことがすべてをなくしてもそれだけ頭に残っていれば明日へ生きる希望が続くんです」

ルワンダで教員だった永遠瑠さんは1994年に約100日間で100万人が亡くなったとされる「ルワンダ虐殺」で、30人いた同僚のうち25人が命を落としたことや、3人の子どもを抱え命からがら逃げ出したことなどを語りました。

【児童】
「戦争の悲惨さや命の大切さが分かりました」
「友達や家族を大事にしていきたいです」

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