アメリカのトランプ前大統領の不倫口止め料をめぐる裁判でニューヨーク州の裁判所は、11日に予定されていた量刑言い渡しを9月18日に延期すると発表しました。

この裁判は、不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われていたトランプ前大統領に対し、陪審が有罪評決を下したものです。

量刑の言い渡しは当初7月11日の予定でしたが、ニューヨーク州の裁判所は2日、9月18日に延期すると発表しました。

アメリカ大統領の「免責特権」を部分的に認めた連邦最高裁の判断を受けて、トランプ氏の弁護団は量刑言い渡しの期日延期と有罪評決の破棄を求めていましたが、検察側と裁判官も期日延期に同意した形となりました。

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