アメリカの製薬会社が開発したアルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」について、FDA(アメリカ食品医薬品局)は症状の進行を抑制する効果を認め治療薬として承認したことを発表しました。

FDAが2日、承認したのはアメリカの製薬会社イーライリリーが開発を進めてきたアルツハイマー病の新しい治療薬「ドナネマブ」です。

この薬はアルツハイマー病の患者の脳に蓄積する「アミロイドβ」という異常なたんぱく質を取り除くことで、症状の進行を抑えることが期待されていて、アルツハイマー病による軽度認知症患者とその前の段階の軽度認知障害の人を対象としているということです。

アルツハイマー病治療薬としてはエーザイの「レカネマブ」が2023年7月に初めて承認されていて、「ドナネマブ」は2例目となります。

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