7月開幕するパリオリンピック・パラリンピックの選手村がメディアに公開されました。

セーヌ川沿いの広大な敷地に完成した選手村には、82棟約7200部屋があります。

敷地内には映画の撮影に使うスタジオを改装した練習場の他、約400人のアスリートが一度にトレーニングをすることができる巨大なジムが完備されています。

選手の部屋にエアコンはなく、床下のパイプを流れる冷水で、室温を6度程度下げるシステムが導入されています。

2023年、5000人以上が死亡した猛暑が2024年も起きることへの懸念などから不安の声が上がっていました。

パリ2024 選手村ディレクター ローラン・ミショー氏は「今のシステムでもアスリートにとって気温は許容されると確信している」と話しました。

エアコンを希望する場合には選手代表団の負担で設置され、これまでに3200台以上が納入済みです。

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